TSの魅力

こんにちは!バンブーの三方(ミカタ)です!

今日は14時からミヅキが店番の日です('ω')ノ
ミカタは22時頃に戻ってきますm(__)m

で、指の豆が痛いので今日も大人しくしてます(;_;)
日頃から弾いてないとダメですね(*_*)
しかも、40代にもなると治りも遅いし・・・。

先日久しぶりにTSminiを使ってみて
「やっぱTS超大好きやぁ!」となったので
今日はTSの魅力について話ば('ω')ノ

TS(チューブスクリーマー)は名機と言われるほど
多くのミュージシャンが使用してきましたが
「思ってた以上に歪まない」「Lowが削れる」等々
あまり良くないコメントが多いですよね(;_;)
そして、多くのTS系やモディファイ物でも傾向として
「Gainが高い」「Lowが削れない」「コンプ感がない」と
「欠点」を修正したものがほとんどです(゚д゚)

でも・・・
「欠点」と言われてたことが長年支持され続けてきた
TSの重要な「長所」なんです('ω')ノ

「歪まない」
⇒原音と歪みが分かれてるため歪みが弱く感じます。
ペダルのGain自体にもギターのVolへの追従性がなく
Volを下げてもGainそのままで音量のみ下がるので
ペダル単体で歪ませることには向いてないです。
クリーンアンプで使うのではなくGainがあるアンプで
原音がペダルの歪みに馴染むように設定することで
歪んでいても「芯のある音」になります。
クリーンアンプで使用するならTSの後段に歪みを置いて
原音と歪みを馴染ませることで同様の効果になります。
ブースターとして非常に優秀と言われる理由です。

「Lowが削れる」
⇒上記のセッティングにすることで「芯のある音」になり
余計なLowが削れることでアンサンブルで抜ける音になります。
削れているLowはアンサンブルでは重要な帯域ではないです。
TSで有名なレイヴォーンを聴いて「Lowが足りない」と思うか??
要はギター本体やアンプのセッティングの問題です。

「コンプ感が嫌」
⇒全てに言えることだけど歪めばコンプ感は増しますが
TSはそれほどGainが高くなくてもコンプ感があることで
音に粘りが出て強弱を整えるので演奏しやすくなります。
また、原音と歪みが分れているので普通のコンプとは違い
しっかりコンプ感があるのに音が平坦になりません。

「Middleが強い」
⇒不要なLowが削れることでミドルの押出が強く感じますが
アンプを音が抜ける美味しい帯域でプッシュしてくれます。
HighでもLowでもなくMiddleを押し出すので
ソロ時のブースターとしても非常に優秀です。
Middleのピーク位置が絶妙でワウとの相性も抜群に良く
キレイに掛かります。
モディファイ物でLowが削れないものだとピークが変わり
ワウの美味しい帯域がズレてしまいます。
また、先のコンプ感とMiddleの絶妙なピークのお陰で
12F以降でチョーキングすると口笛のような綺麗な
ハーモニクスが出てきます。

単体だけの音だと心もとない地味な感じだけど
ちゃんとTSの特性を理解してセッティングすれば
かなり強力な縁の下の力持ちになってくれます(^^)
また、TSはバンドで合わせずに一人だけで弾いてしまうと
冒頭の「欠点」のように良くない印象を持たれがちだけど
アンサンブルの中でこそ真価を発揮します(゚д゚)!

沢山のTS系やモディファイ物を使用してきましたが
ダントツで良かったのがAnalogmanのモディファイです(^^)
AnalogmanにはTrueVintageとSilver modの2種類ありますが
どちらもTS系の中で頭何個分も飛びぬけて良いです(゚д゚)
TSの特徴を崩さずピークも歪みの残響具合も最高です!
ぜひTSの沼にハマってはどうでしょう??
ではでは。。。。

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