ネック調整のコツ

おはようございます!バンブーの三方(ミカタ)です!

今日は昨日よりも早い7時から学生バンドが練習です(゜o゜)
やっぱ上手くなる人は人一倍努力してますね('ω')ノ

で、昨日ストラトの調整依頼があったので
今回はネック調整のコツを少し紹介ばしようかと・・・。
基本的にネック調整は「反りの修正」が目的ですが
もう少しだけ奥が深いんです('ω')ノ

反ってるネックをまっすぐにすると弦高が変化するので
ネック調整したら弦高調整も必須になります( `ー´)ノ
で、弦高調整したらオクターブも調整が必須です(゜o゜)
ここまでは良く知られてますよね(^^)
この連動を応用して、弦高調整・オクターブ調整を
「トラスロッド」も利用してすることがあります('ω')ノ
あくまで基本は「ネックの反りを修正」するのが
トラスロッドの役割なので勘違いのないよう!
なぜ「トラスロッド」で調整することがあるかと言うと
ギターによってはネック・フレットの状態が良くなく
ネックがまっすぐだと音詰まりが発生する場合があり
それを緩和するためにネックをわざと反らすんです(゜o゜)
良く聞く「ネックは気持ち順反りにする」ですね(^^)
音詰まりが緩和できて弦高の変化も僅かになるように
トラスロッドとブリッジをそれぞれ調整していきます。
でも、「気持ち順反り」って曖昧ですよね(-"-)
目分量で「気持ち順反りにしてる」というギターは
反り過ぎになってることが多いです(*_*)
スケール(定規)を使用すれば反り具合は数ミリ単位で
管理することが可能です('ω')ノ
三方の場合は、ギターの状態によって異なるんですが
基本的に1フレットと最終フレットを押さえた時の
7or9フレットの弦高が0.5mm前後になるようにしてます。
ネックの反り具合が大きいと押弦時の音痴だけでなく
鳴りにも悪い影響が出てきます(;゚Д゚)
ネック内部でのトラスロッドの密着が弱くなることで
振動の伝わり方も弱くなるからです('ω')ノ
そのため、メーカーによってはトラスロッドがネック内で
しっかりと密着するように逆反りの状態にしてから
指板を削ってることもあります(^^)

オクターブ調整まで記載すると長文になるので
今日はこのへんで・・・・m(__)m
ではでは。。。

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