トレモロ調整

こんにちは!バンブーの三方(ミカタ)です!

昨日も数本のリペア&調整が入ったんですが
トレモロ調整をする場面があったので
調整方法について説明ば。。。。。

その前に超大事なことです(>_<)
トレモロは「揺らす程度」で使用することが前提で
設計されています( `ー´)ノ
これ絶対忘れないように!!
ジミヘンが激しくアームアップしてましたが
ギターを痛めることになるので
レオ・フェンダーが激怒した逸話もあります( ゚Д゚)

では、話戻しますm(__)m

トレモロも調整がされてないことが多い一つです(>_<)
「バネ以外に何を調整?」と思うかもですが
トレモロを支えている6本のネジ調整も必要なんです(^^)
これをしないとギターを痛めることに繋がります(>_<)

調整手順は
①裏バネを全て外す
②6本のネジを全て緩める
③1本ずつネジを締める
です(^^)

で、重要なのがネジを締めるときに
1本ずつ締めながら横からブリッジのお尻を見て
お尻がボディから浮かないところで止めます。
1本お尻が浮かないところで締めたら
2本目も同様にお尻が浮かないように締めます。
これを順にやります(^^)
ネジをもう少し緩めておく場合もありますが
まずはこれが基準になります( `ー´)ノ
締め過ぎるとネジ穴がバカになるので
絶対にお尻が持ち上がらないようにしましょう!

バネに関しては
お尻が2mm程度浮くように調整します。
そうすることで
軽くアームアップ(揺らす程度)も出来て
バネの響きも付与することができます(^^)
音を太くサスティーンも長くしたい場合は
フローティングがオススメです。
バネを締め過ぎるとボディにブリッジが
押し付けられて跡が残るほど食い込むので
締める力は程々にしておきましょう!
自分は「アームを使わない」方には
フローティングで調整してます。
ここで注意が必要です!
フローティングでアームをアップ方向にも
動かしたら6本のネジ穴がバカになります(-"-)
テコの原理で6本のネジには結構な力が入ります。
アームをアップ方向にも動かす(揺らす)方は
裏バネを調整してお尻を持ち上げましょう!
音も太くしたい&アームアップもしたいという方は
6本のネジを緩める方法もありますが
弦高ベタベタの方が言われてることが多いです(*_*;
それなら弦高上げた方が音太くなります。。。
まずは各部で基本の調整が出来てる上で
判断していくことがオススメです(^^)
写真はオクターブ調整前なので
コマ位置は気にせんでくださいm(__)m
ではでは。。。

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