ポールピース

こんにちは!バンブーの三方(ミカタ)です!

今回は335のピックアップ調整が入ったので
ピックアップのポールピースについて話ば・・・・。
フロント&リアにハムバッカー搭載のギターについて
説明をしていきます(>_<)
極力説明を省いたんですが長文になりましたm(__)m

皆さんピックアップ調整ってされてますか?
多くの楽器店で「調整済み」と渡されたギターでさえ
フロント・リア&各弦の音量バランスは調整していても
ミックスが活きてない調整が大多数です(*_*;
PUの調整はめちゃくちゃ難しくて奥が深くて
終わりの見えない「最適解」を求めて
世界中のルシアーやテックの方がいまでも
研究を続けているんです(^^)
奥が深い要因はギターやPUの構造上の問題だったり
弦の素材・ゲージなどギターのセンターライン上の
相関関係も考慮する必要があるからなんです(>_<)
自分もいまだに模索中です(-"-)

ちなみにPU調整で音はめちゃくちゃ変わります。
PU交換を相談される時は、必ず先に調整を勧めます!
数多く触れてきたギターでちゃんと調整された個体は
ほんの一握りだけです( ゚Д゚)
殆どが無調整、もしくはバランスが崩れた状態で
ギターやPUの個性を引き出せていないんです(*_*;
日本では「音の好みは人それぞれ」という魔法の言葉から
調整に関してまでも「正解はない」とされて
それ以上の追及をしてる方は極少数です(-"-)
でも、そのギターやPUの個性を引き出す「最適解」は
確実にあるんですね(^^)
楽器の調整には大きく分けて
構造に合わせた調整と
倍音など「音」に合わせた調整の2つが存在します。
PUは主に「音」を担う重要な調整となりますが
国内で販売されている「メンテナンス本」や
ギターの調整を説明してる多くのサイトでも
詳しく説明がされてないんですね( ゚Д゚)
調整に関しても国内の情報量は圧倒的に少ないんです(>_<)

ピックアップの調整で主に説明されてる内容は
・エスカッションのネジでPU全体の音量調整
・ポールピースで各弦の音量調整
ですよね。
もう少し説明してるところで
・弦とPUの距離はサスティーンが一番伸びるところにする
といった位だと思います。
で、問題が・・・・
「フロントとリアの音量バランスが取れれば
センターは勝手にバランス取れる」
といった説明です(-"-)
国内ではここで説明終了です( ゚Д゚)
でも、この先が「超重要」でPU調整が難しい理由です(-"-)

これどこも説明してないんですが
エスカッションのネジでPU上げて音量稼ぐのと
ポールピースを上げて音量稼ぐのと
どう違うか分かりますか?

答えは
・ポールピースだけ上げていくと音がスマートになる
です( ゚Д゚)
音の丸みが取れていくと言った方が分かりやすいかもです。
ハムバッカーのコイル片方だけが上がって
シングル化していくんです(^^)
でも、シングルコイルともP90とも違うスマートな音です。
まずはフロント・リア&各弦の音量バランスを揃えたら
この音の変化を利用してミックスが際立つように調整します。
これをしないとミックスでの音の変化が小さくなり
使える音色が減ります(*_*;
でも、音量バランスなども考えて調整すると
ポールピースが極端に上がったり下がったりすると思います(-"-)
なるべく見た目も美しく音もキャラ立ちするように
バランスを取っていくんですがめちゃ難しいです(*_*;
これをギターのセンターライン上も含めて調整するんです。
ポールピースの極端な上げ下げの要因は
そもそもPUのバランスが悪かったり
弦の素材・ゲージ・形状の場合だったり
使用してる機材の問題だったりと
考えられる原因が数多く存在します(*_*;
それが気になり出すと
進むべきか、進んでも辿り着けるかも分からない
終わりの見えない「最適解」を探す旅の始まりとなります(-"-)
勇気のある音を追求したい方は避けては通れない道です。
追求者が一人でも増えることを願ってますm(__)m
そして、一緒に遭難しましょう。。。。

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