季節ごとの調整は必須

こんばんわ!バンブーの三方(ミカタ)です!

今回はギターやベースを始めたばかりの人に
なぜ季節ごとの調整が必須か説明しようかと('ω')ノ

御存知のとおり日本には四季があるので
一年の内に温度も湿度も激変しますよね(゜o゜)
ギターやベースは木材を使用しているので
湿気を吸ったり吐いたりして木が膨張&収縮します。
なので、ネックの反りも変化しやすくなります(*_*)

今日、メンテ&調整したベースは約10か月振りですが
ネックの反り具合を測定したところ前回の調整時から
4弦側は9Fあたりで約1mmほどの反りで納まってますが
1弦側は9Fあたりで約4mmも反ってました。
1弦側の弦高が約4mm高くなったということです(;゚Д゚)
反りの影響は弦高だけでなくオクターブにも影響があり
音痴になってしまいます(T_T)
それだけであれば再調整すれば良いんですが
長期調整しないことによる大きなリスクが潜んでます( `ー´)ノ

その大きな問題とは・・・・
ネックに悪いクセが付き易いということです(;゚Д゚)

トラスロッドでネックを適切な状態に維持していないと
ネックの捻じれやハイポジ起きなどが起きやすくなります。
ちゃんと背筋を伸ばしていないと猫背になるのと同じです(゚д゚)

調整時にちゃんと反り具合も測定して数値化することは
変化量も分かり易くすることが出来てオススメです。

今回のベースは初めて持ち込みで調整した時の反り具合が
1弦側と4弦側の反りの差が約3mmも発生していました。
約10か月の間に1弦側で約4mmの反りが発生してましたが
前回1弦側と4弦側でなるべく差が少ないよう調整していたので
今日の再調整で1弦側と4弦側の反りの差が1mm未満に
改善されました('ω')ノ
初回の調整時より反りの差が2mm以上も改善です(^^)
この状態を保てばさらに良くなりそうです('ω')ノ

ちゃんと適切にトラスロッドの調整をすることで
時間を掛けてネックの歪みが緩和され
反りの差が改善できることが多々あります(^^)
ちゃんと定期的にネックは調整しましょう('ω')ノ

ちなみに、木材は外部の湿気にあわせて
吸ったり吐いたりするということは・・・・
水気を吐き続けることはないことが分かりますね。
製造前から安定させるためにシーズニングもしてますし
木材の含水率が0%になることはありません。
何年経とうが乾燥し続けることはないんです('_')
ではでは。。。。

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