業界の舵取り役

こんばんわ!バンブーの三方(ミカタ)です!

今日の雨すごかったですね(>_<)
短い時間だったけどカミナリも雨も凄くて
えらいことなってました(*_*)
昼はメチャ暑かったので少しでも涼んで貰おうと
店前に打ち水したんですが・・・・。
一時間後には豪雨ですわ。

で、今日はBMX用ブレーキレバーを探してるんですが
マジで、いやマジで何でこんなに売ってないの??
右レバーばっかで左レバーは「在庫なし」ばっか(;_:)
BMXはブレーキ周りのパーツが手に入りづらいです。
BMXがノーブレーキが多くて世間から嫌われてる根源は
前後ブレーキが法で定められていてメーカーからも
ちゃんとブレーキが発売され在庫もあるにも関わらず
ユーザーが手に入れられない販売業界の問題かもです(;_:)
販売店が市場を見誤れば業界も厳しくなります。

これは楽器業界でも似たようなことがあって
海外は販売店がメーカーから直接仕入れたギターなどを
擦り合わせや各部調整をして販売することが当たり前で
他店との差別化が図られてるので技術力が高いお店は
「お店」にファンが付いてることが多いですが
日本では代理店が各部調整をして販売店に送るので
どこのお店で購入しても基本同じということになり
同業他社と価格競争で勝負という舵を取ったことで
「価格」もしくは「楽器個体」でしか選んで貰えず
店頭販売は中古市場や通販の波に大敗してるわけです(;_:)

リペアマンなどの技術職も海外は昔から確立してたけど
日本では販売店が調整&メンテを軽視してきたことで
利用者にも調整&メンテの重要性が浸透しておらず
技術料が掛かることに不満を持つ人が多かったため
技術者の賃金も安く人が育たちませんでした。

通販が出て来たときも「ネットで楽器は売れない」と
大した対策も講じず店頭販売が大きく落ち込んで初めて
ネットと差別化を図るために店頭リペアに力を入れるも
リーマンショックの影響から世間では不況が始まり
すでに購入経路がネットや中古市場に移り始めており
店頭に足を運ぶ人が激減していました。
それが継続してるのが現状ではないでしょうか?

東京で昔から中古を調整&メンテして適切な状態で
販売をしていた楽器店は他店より価格が高くとも
わざわざ他県からでもお店まで足を運ぶ人も多く
いまでは実績を大きく伸ばして販路も広げており
国内で認知度が爆上がりしてますよね('ω')ノ

いくら安価なギターの精度が高くなってると言っても
弦が張られている以上は反りや歪みは出てくるので
入荷時でも必要であれば擦り合わせなどの調整を施し
「この店なら間違いない」と認識してもらうことが
販売店の生き残る道のひとつかと('ω')ノ
また、地道に楽器の調整&メンテの重要性も広めて
アフターフォローに力を入れていくことで
対面機会を増やすことも大事かと(^^)

ちょっと話が脱線しましたが何が言いたいかというと
販売店は業界の舵取り役ということです( `ー´)ノ
販売店は流行の仕様を市場に広げることも出来るし
使用者を正しい方向に導くことも出来ます(^^)
本気で業界を盛り上げたいと思うのであれば
なぜ世間で嫌ってる人が多いか?
ノーブレーキの人をどうすれば減らせるか?
正しい方向に導いてくれる販売店があると期待して
BMXのブレーキ探しを継続しますm(__)m
ではでは。。。。

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