2の12乗根

こんにちは!バンブーの三方(ミカタ)です!

今日は周波数の話でテンション上がってます('ω')ノ
で、今回は「2の12乗根」の話ばしようかと。。。。
乗根って何ぞや?って思うかもですが
みんな中学3年で習ってたんですって(゚д゚)!
ちょっと難しい話かも・・・(*_*;

「2の12乗根」を見てテンション上がる人は
かなりの音楽好きなのでは??
それかプロもしくは技術者として活動してる人かも??
ギター・ベース・ピアノなどのように
演奏中にチューニングが変更出来ない楽器に
関係がある超重要な数字でもあります( `ー´)ノ
ここまででピンときた人もいるかもですね。

そうです!
「12平均律」です!!
一部の特殊なギターやベースを除いて
「2の12乗根」を元にフレット位置を決めてます('ω')ノ

ここから難しい数学の話です・・・

基準をA=440Hzだとした場合の1オクターブ上は
「2」倍の880Hzですよね。
5弦開放(440Hz)から5弦12F(880Hz)まで
12音階あるので12回掛けて「2」になる数字は
「2の12/12乗」と表せるので1F(基準の半音上)は
「2の1/12乗」ということです。
2F以降も「2の2/12乗」「2の3/12乗」と増えていき
12F(1オクターブ上)で「2の12/12乗」です。

ちなみに
「2の1/12乗」は「2の12乗根」と同じです。

これはあくまで乗数なので
フレット位置は弦長から乗数を使って割り出し
周波数はA=440Hzから乗数を使って割り出せます。

フレット位置(f)=
スケール長-{スケール長÷(2のf/12乗)}
と計算して割り出します。

でも、「2の12乗根」は無限小数なので
オクターブ上の880Hz以外は割り切れないので
フレット位置は微妙にズレが出てきます(゚д゚)
なので、ギターのようにフレットがある楽器は
「音痴な楽器」と言われる所以でもあります(>_<)
そのため、メーカーによっては独自に微調整してます

今日はちょっと難しい数学のお話しでした。
ではでは。。。。

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